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Author:黒騎士@
二次元変態絵描き、自作絵を掲示板に投稿しまくって、極めて狭い世界でのみ名を知られる。 実力は万年人材不足のこのジャンルでなければせいぜい普通絵師。 リクエストに答える事に何の抵抗もないので大体において好意的な反応を受けるが、目立ちすぎた所為か荒らしを呼び込んでしまう(皮肉のために絵を丸ごとリファインする者まで現れた)
次はどこに住み着こうかなぁ。
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| 超次元伝説ラルSS14 |

文・内藤2000 絵・黒騎士
~~~ 十章 ~~~
「………はァ………… ………はァ……………………ハァ…………」
暗い通路を疾走し終え、次の扉の前で急停止した少女が息を整える。 万全でない体に鞭打ち、先を急いだ剣士はフラつきながらも 強い光を宿した瞳で扉を睨みつける。
まずは薄目に扉を開けて 中を伺う少女の目に、内部の状況が映し出される。 その瞬間、キャロンの身体は部屋の中へと突入していた。
ひとつ前の水牢には 比ぶべくもないが、普通よりもかなり広めの部屋は またも牢獄らしく、 壁の一面に設けられた鉄格子の向こうに 何十人もの少女が囚われていた。 陵辱に疲れ果て 立つ事も適わない彼女たちを、牢の外に佇ずむ緑色の巨大な妖魔が 格子越しに触手を伸ばして責めたて、 部屋の中には何十人もの少女たちの嬌声が 合唱のように響き合っていた。 ダッダッダッダ ドムッ!!!!
考えるよりも先に動いていたキャロンの身体が 格子脇の妖魔の背に鋭い蹴りを深々と食い込ませる。 普段なら 背後からの不意打ちなど、卑怯として絶対に行わない彼女だが、今だけは満腔の怒りが全ての理性を凌駕した。 侵略者であるラモーとその一党に対し 発揮すべき騎士道精神など、彼女の中に 一欠片として存在していなかった。
怒りに任せた蹴り脚が ズブズブと飲み込まれていく異様な感覚に、ようやく少女戦士が我にかえる。 急いで脚を引き抜き、妖魔から距離を取って対峙する。 ロクに相手の確認すらせず 少女が一撃を加えた相手は、熊ほどもある超巨大なローパーだったのだ。
魔導の力で生み出された仮りそめの生を生きる被創造生命体。 キャロンの そう多くない魔法の知識でわかる事といえば、そういった魔法生物と呼ばれる生き物が居る事、 その中にローパーと呼ばれるイソギンチャクの親玉のような種が存在する事、 …その位だけだが こんなにも巨大な生き物だとは聞いた事が無い。 色彩も、ひと目で 自然な生き物ではないと思えるほどに 毒々しい緑色をしており、 見た目からして生理的嫌悪を催す 異形の生物と言えた。 おそらくは ラモーによって作り出された、普通とは異なる魔法生命体なのだろう。
引き抜いた脚の聖鎧が粘液にまみれ、ビチャビチャと水音を立てるのを聞きながら、キャロンは今更ながらに眉をしかめる。 熟れ過ぎた果実のような、グズグズの魔物の感触のおぞましさを必死で押し殺し、相手に集中する。 構えた両手の先で 妖物は巨大な胴をくねらせ、こちらを振り向くところだった。
向き直る… という事は、目も鼻も無いクセに そちらが正面なのだろう。 ヌメヌメした巨木のような胴体を傾け、頭頂部に生えた無数の触手と その中心に有る 巨大な口腔とを聖剣士に向け、 樹妖が全身を震わす。
ブォォォオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
背後からの一撃への怒りか、それとも新たな贄を見つけた事への歓喜の雄叫びか… 人外の感覚でキャロンを認識した魔獣が 濁ったラッパのような声で吠える。
思わず耳を覆いたくなるような不快な鳴き声に、一瞬 竦んだ女戦士目がけて 四方から触手の鞭が殺到する。 鈍重な動きの本体とは対照的に、空を切り裂き 乱れ飛ぶ触手たちの猛撃を、しかし 伝説の勇者は難無く躱してのける。
達人の振るう鞭の先端速度は 音速すら凌駕する。 それにも匹敵するような肉鞭 数十本の一斉攻撃だ。 しかし それでも、触手たちの攻撃は剣士にカスりさえしなかった。
飛び交う肉縄の猛攻の合間を縫い、転がり 跳んで 空を切らせる。 頭上から降って来た一撃を 舞うように華麗に躱しながら、少女剣士は どうやってこの魔物を葬り去るべきかを考えていた。
怪生物の触手鞭は 当たればかなりの痛手だろうが、 スピードに比べ 動きが単調で 触手同士の連携も無い為、捌く事自体はさして難しくない。 妖本体も 力こそありそうだが、防御力とスピードは皆無と言っていいだろう。
(ただし、こちらも素手だし、急所も分からない。 アイツが倒れるまで 手当たり次第に攻撃する……しかないか。)
ヒュン ヒュン!
数本の触手が聖剣士の残像を貫いた瞬間、ローパーの傍らに本物の少女が出現する。
ドグウ!! 見事な廻し蹴りが妖物の胴を捉え、一部を削ぎ落とす。
ブォォォオオオオオオオオンン!!!!!!
ローパーが叫ぶ間にも 、キャロンは新たに二発の蹴りを閃かせ 次々と手傷を負わせていく。 蹴りしか用いないのは、どんな効果があるか知れない魔物の体液に直接触れない為の用心だろう。
時折 襲い来る魔物の触手も、間合いを詰められ 痛打を受けながらの苦し紛れの反撃では 到底 敏捷な戦士を捉え切れない。 相手とのサイズが 大分 異なる為、一気に致命打…とまでは行かないが、このままならば 小さな勇者の勝利は 時間の問題だった。
ガキンッ!! 「っ!!?」 怪物の胴へとメリ込ませたつま先が 何か硬い物にぶつかる。 不測の事態に、戦士の反射神経は 思わず跳び退き 距離を取る事を選んでしまっていた。 ここぞとばかりにローパーが キャロンに鞭の雨を降り注がせる。 ……が、少女は充分な余裕を持って 弱り切った魔物の反撃を躱す事が出来た。
「無駄よ!」 ガシィッ!!! 「……えっっ!?」
何者かが 触手鞭を避けたキャロンの手首を掴み、剣士の華麗な舞踏を中断させる。 思わず振り返った女戦士の瞳は、牢の鉄格子越しに懸命に腕を伸ばし、己の腕に縋りついて来る小さな女の子の姿を写す。
「?? お願い!放して! 危ないわ!!」 「ヤダァアアッ!!! ……ダメなの。 わたし……放したら、…………殺されちゃうの。」
ガシ!ガシガシッ!!
同時に 牢内から十数本の腕が殺到し、舞闘の聖剣士の体を鉄格子へと縫い止める。
「なっ!? 止めなさいッ!! 私は貴方達を助けに…」 言いかけたキャロンの瞳が 最初に抱きついて来た女の子の瞳とまともにぶつかる。 自分よりも幼い少女の瞳の中に、懺悔と苦悩、必死さと絶望 そして何よりも大きな恐怖の色を見てしまった剣士は、一瞬 抵抗を忘れる。 幼い少女の衣服は大部分が破かれ、服の残骸から覗く少女の股間にはローパーの野太い触手が蠢いていた。
ヒュッ 「!!」 ドゥッ!!! 「あグぅっ!!!」
傷だらけの化け物が 弱り切った触手を振り、もつれた攻撃を繰り出す。 しかし、女肉の檻に囚われたキャロンには 最早その程度の攻撃すら躱す事が出来なかった。
ヒュッ ビシッ! 「ッ!!」
ビシィィ!! 「!」 バシビシッ!! 「あうッ!!!」
ビシ バシ!バシ ビチィ!バシ ベチ!ビシッ バチィィイイイ!! 「ぐぅああ!!」 「ヒッ!!」 「んグふぅううううっっ!!!」
本気で振り解けば 数人がかりとはいえ虜囚少女たちの細腕など、鍛えた上に 鎧の加護も在る戦士の前に 敵うべくもなかっただろう。 ただしキャロンが真剣に暴れた場合、少女たちの内 数人は良くても骨折や脱臼は免れまい。 何よりも、あの小さな女の子の 悔いるような… それでいて縋るような瞳が、肉体より むしろ剣士の精神を呪縛していた。
バシィィィイイン!!! 「うあっっ!!」 ビチッッ!! 「んンッ!!!」 ズバ ビシィッッ!!!! 「くうぅぅぅぅっっ!!」
防ぐ事も避ける事も 叶わない女戦士に向け、次々と復讐の凶鞭が振り下される。
「うグ、ううぅぅぅぅぅ…………」
延々と続いた鞭打ちの刑がようやく一息をついた時、磔の聖剣士は倒れる事すら出来ず ズタボロの身体を冷たい鉄格子に預けていた。
(ど、………どうして?………)
ローパーの攻撃は大部分が 少女たちの絡みつく剣士の手足を避け、キャロンの胴部へと命中していた。 しかし、それでも何発かは抱きついた少女たちの手足を鞭打ち、血を滴らせている。 それなのに誰一人としてキャロンの四肢を放し、打たれた痛みにのたうちまわる者も居ない。 彼女たちの必死さ、執着ぶりは 何かが異様と言えた。
ビュッッ!! バチィィィイイイイイン!!!! 「きゃああああああっっ!!!!!」
ローパーの触手が 遂に美剣士の胸の鎧を弾き飛ばし、窮屈そうに押し込められていた少女の乳房がプルプルと解放の喜びに震える。 ブラ状のトップを奪われた少女剣士は、衝撃の余韻に揺れる双乳を腕で隠す事も出来ず、身を灼く恥辱に眉をしかめる。
ヒュン! ビシッ!バシィィッッ!! 「はグ! あヒィィィィィッ!!!!!!!」
間を置かず、唸り飛ぶ肉鞭が 今度は女戦士の美乳を打ち抜く。 若さに溢れ ハチ切れんばかりの張りを備えた 双つの肉塊が、 怪物の触手によって 無残に歪まされ 激しくぶつかり合う。
「はウぅッ!! クっ! ンあああああっっ!!!!」
柔らかく 雪のように輝く白い処女地に、容赦の無い征服者の赤い爪痕が刻み込まれ、四方から打たれた勇者の乳峰が衝撃に跳ね踊る。
「ッッ!! あヒぃぃぃぃっっ!!! くぁああああああアあああ!!!!」
鋭い打撃音が響く度に 雷のような衝撃が全身を駆け巡り、少女は大きな声をあげ 固定された肢体をのけ反らせる。
嵐のような猛々しい陵辱に晒されながら、その時 剣士は激痛に貫かれる脳で 次第に熱く 火照りだす胸の疼きを感じてしまっていた。
「かはぁっっ! ッひン!! ふクぅぅぅううううう〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!」
(………嘘!!………こんな………こんなヒドい事されてるのにぃ……… ……ど……どうしてぇ!?……………)
打たれた衝撃の揺れ以外にも、新たな痙攣の動きが 聖少女の雌肉へと徐々に宿り始める。 被虐の焔が内側から乳房を炙り、 頂点の蕾が次第にその硬度を増していくのを自覚してしまった少女戦士を、這い寄るような 絶望の影が、ユルユルと押し包んでゆく。
ガパァァァ!!
剣士の前で揺らめいていた数本の触手のうち、太めの二本が、突如 その先端部分を変形させる。 ミミズそっくりの おぞましい肉縄は、身体沿いに縦に走った亀裂を大きく開かせ、先端の口腔部を 大きなお碗状の形に展開させる。
「っっ!!ま、まさか!止めッ!……はヒィィイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!」
悪夢の予想は、次の瞬間 実現してしまった。変形した怪物の触手は 躊躇無く獲物の双丘へと喰らいついてきたのだ。 スッポリと美乳を呑み込まれ おののく剣士の乳肉が、触手の口腔に蹂躙され 触椀内で大きく形を歪まされる。 容赦の無い 咀嚼責めが少女の脳を沸騰させ、キャロンは絶叫と共に半裸の美身を仰け反らせた。
「いやぁああああああああ!! ッはン!! クーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」
唯一 動かせる、腰と胸とを狂ったように振りたくり、 なんとか陵辱者を振り解こうとモガくが、その行為は哀しいまでに効果が無かった。 強力な吸引力で乳肉を呑み込んだ触手は 揺れる双球と同調して振り回されながら、少女の抵抗を嘲笑うかの如く 口中を蠕動させてくる。
「おごぉおおおおぉおおお!! う、動くなぁぁァ!!! あヒ!あひぃ!! ヒぐわぁああああああアアアアアアアアアアッッ!!!」
鞭で打たれ、鋭敏化した雌肉に 人外の魔悦を執拗に叩き込まれる。 いかに剣士が卓越した精神力の持ち主とはいえ、 このまま休み無く いい様に嬲り続けられては、遠からず限界を迎える事は 誰の目にも明らかだった。
(は、反撃しなきゃ!!! ……こ…… ……このままじゃ…) (……マだ、抵コ するカ。 …お前、気力 強イ。 普通、 違ガウ。)
「な!??」 突然、全く唐突に 少女の思考に何者かが割り込んでくる。 聴覚を介さずに 他者の声を聞くという、生まれて初めての体験に、剣士は一瞬 乳虐の愉悦すら忘れ 声をあげる。
( 声出ス 要らナイ。 お前 思ウ、読めル。 )
何処からか響いて来る男の声(?)は、まるで耳元で囁かれているかの様にハッキリと聞き取れた。
「 そ、…そんな……… まさか……………」
驚愕が 官能の炎を吹き飛ばし、抵抗すら忘れて 勇者は立ち尽す。 大きく見開かれた 美しい新緑の瞳には、やはり目の前の奇怪な巨大生物だけが映り続けていた。
(……俺、二グル。 ラモー様 選ブ。 お前 躾ケる 俺 役目。 よろしク。 )
毎度雑な挿絵ですんません(´・ω・`)十章でした。
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